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40年もの球磨焼酎が限定発売

本物志向の焼酎ファンに向けて、40年も土甕(かめ)でねかして熟成させた“究極の古酒”が登場。

熊本のコメと清流・球磨川の水を使った「球磨焼酎」の大手、繊月酒造(が4月15日に発売する焼酎「桜花流水文(おうかりゆうすいもん) 古酒繊月」がそれだ。
熱狂的なブームは静まったとされる焼酎だが、極めつけの限定品だけに人気が集まりそうだ。

アルコール度数は、37度。原酒は40度以上だが、ねかすうちにこの度数になったという。

全部で甕一つ分、500ミリリットル入りボトルで販売本数は500本のみ。桐箱入りで木製の台と木札がつき、価格は10万5千円。

味だけでなく、器にもこだわった。ボトルを手がけたのは有田焼の名窯、香蘭社(佐賀県有田町)。ボトルにつけられた陶磁器製のねじふたに清山(長崎県波佐見町)の持つミクロン単位の熟練技術が投入されている。堤常務は「こうした古酒は市場になく、比較できるものもない。価格設定に悩んだが、器を含め、これだけの商品はほかにない」と胸を張る。

主な顧客のターゲットは「本物の品」にこだわる富裕層。
「焼酎ブームのころならばたくさん売れたかもしれないが、それでは本物の価値を知る人には届かない。現在はブームも落ち着き、焼酎は広く定着した。そうした今だからこそ、この商品を投入することにした」と堤常務。

繊月酒造では、この商品を首都圏の百貨店などを中心に販売し、とりわけ贈答用といった市場を開拓したい考え。
業界関係者は「“40年モノ”の焼酎など、次にいつ出てくるかわからない」との声が多く、話題を呼びそうだ。
2010年03月23日